正答5
解説
正解は5です。
上皿天秤は、試料と分銅の重さを左右の皿でつり合わせて質量を比べる測定器です。
両方の皿に同じ重力加速度がかかるので、測定する場所の重力の違いは結果に影響しません。
誤差の原因とならないものを選ぶ問題なので、答えとなる肢に○、誤差の原因になるものに×を付けています。
【選択肢別解説】
1:× 天秤が傾いていると誤差の原因になります。
支点の左右のつり合いがずれ、正しい比較ができなくなるためです。
2:× 分銅が錆びていると誤差の原因になります。
錆によって分銅の質量が変わり、比較の基準そのものがずれるためです。
3:× 空調設備の風が当たると誤差の原因になります。
皿に風の力が加わり、つり合いの位置が変わってしまうためです。
4:× 設置台が振動していると誤差の原因になります。
皿が揺れて静止しないため、正確に読み取れなくなるためです。
5:○ 校正した場所と測定した場所が違っても、上皿天秤では誤差の原因になりません。
試料と分銅に同じ重力加速度がかかり、影響が打ち消されるためです。
【ポイント】
重さ(力)を測る電子天秤やばねばかりは、重力加速度が変わると値がずれるため、設置場所で校正し直す必要があります。
質量を比べる上皿天秤では、その必要がありません。