正答5
解説
正解は5です。
二波長法は、目的物質がよく吸収する主波長と、ほとんど吸収しない副波長の2つの波長で吸光度を測り、その差を用いる方法です。
両方の波長に共通する誤差を打ち消すことができます。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
光源の光量のゆらぎは2つの波長に同じように影響するため、吸光度の差をとることで補正できます。
2:× 正しい記述です。
二波長法は、主波長の吸光度から副波長の吸光度を差し引いた値を測定値として用います。
3:× 正しい記述です。
試料の濁りは広い波長域で吸光度を上げるため、2波長の差をとると濁りの影響を軽くできます。
4:× 正しい記述です。
二波長法は試薬の数に関係なく使える測光方式で、1試薬系の検査試薬にも適用できます。
5:○ 誤っている記述です。
主波長は目的物質の極大吸収波長に設定します。
副波長は、目的物質の吸収が小さく、濁りなどの影響が主波長と同程度の波長を選びます。
【ポイント】
主波長は「感度が最大の極大吸収波長」、副波長は「目的物質の吸収が少ない波長」です。
二波長法は、濁り・溶血・光量変動の補正に役立ちます。