正答5
解説
正解は5です。
不随意運動は、表面筋電図での放電の長さ、規則性、作動筋と拮抗筋の関係で区別できます。
数十ミリ秒という非常に短い放電が、不規則なタイミングで作動筋と拮抗筋に同時に出るのがミオクローヌスの特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 振戦は一定の周期で規則的に繰り返す律動的な放電を示します。
Parkinson病の安静時振戦では、作動筋と拮抗筋が交互に放電するのが典型です。
2:× 筋強剛では、他動的に関節を動かしたときに持続的な筋放電がみられます。
短く不規則な放電ではありません。
3:× けいれんは強直性または間代性の筋収縮が持続する状態で、長く続く放電やまとまった群放電を示します。
数十ミリ秒の単発の放電ではありません。
4:× ジストニアでは、作動筋と拮抗筋が同時に収縮する放電が数百ミリ秒から数秒と長く持続します。
数十ミリ秒の短い放電ではありません。
5:○ ミオクローヌスは、電撃的で瞬間的な不随意の筋収縮です。
表面筋電図では10〜50ミリ秒程度の短い放電が、作動筋と拮抗筋に同期して不規則に出現します。
【ポイント】
「短い・不規則・同期性」がミオクローヌス、「律動的・規則的」が振戦、「長く続く同時収縮」がジストニアと整理しておきます。