正答5
解説
正解は5です。
各ビタミンの欠乏症を正しく対応させる問題です。
選択肢1〜4は、欠乏症の組合せが入れ替えられています。
【選択肢別解説】
1:× ビタミンA欠乏症では、網膜の視物質ロドプシンが不足して夜盲症になります。
くる病はビタミンDの欠乏症です。
2:× ビタミンB₁欠乏症では、脚気やWernicke脳症を起こします。
悪性貧血はビタミンB₁₂の欠乏によるものです。
3:× ビタミンB₁₂欠乏症では、悪性貧血などの巨赤芽球性貧血や亜急性連合性脊髄変性症を起こします。
Wernicke脳症はビタミンB₁の欠乏症です。
4:× ビタミンD欠乏症では、骨の石灰化が障害され、小児ではくる病、成人では骨軟化症になります。
夜盲症はビタミンAの欠乏症です。
5:○ ビタミンKは凝固因子Ⅱ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹの合成に必要です。
新生児は胎盤を通じた移行が少なく腸内細菌叢も未熟なため欠乏しやすく、消化管出血である新生児メレナを起こします。
【ポイント】
新生児のビタミンK欠乏性出血症を予防するため、出生後にビタミンK₂シロップを投与します。
ビタミンK欠乏ではPTとAPTTがともに延長し、PIVKA-Ⅱが増加します。