正答5
解説
正解は5です。
早期胃癌は、癌の浸潤が粘膜または粘膜下層までにとどまるものと定義されます。
リンパ節転移の有無は問いません。
【選択肢別解説】
1:× 早期胃癌でも、静脈やリンパ管への侵襲がみられることがあります。
特に粘膜下層まで浸潤した癌では脈管侵襲を伴うことがまれではありません。
2:× 陥凹病変も早期胃癌に含まれます。
むしろ陥凹型(0-Ⅱc型)は早期胃癌で最も多い肉眼型です。
3:× 早期胃癌の浸潤は粘膜内に限局するとは限らず、粘膜下層までの浸潤も含みます。
4:× 早期胃癌の定義はリンパ節転移の有無を問いません。
粘膜下層まで浸潤した癌ではリンパ節転移を伴うことがあります。
5:○ 胃癌取扱い規約の肉眼分類で、早期胃癌に多い表在型は0型と分類されます。
0型はさらに0-Ⅰ型(隆起型)、0-Ⅱ型(表面型)、0-Ⅲ型(陥凹型)に細分されます。
【ポイント】
進行胃癌は1型(腫瘤型)から4型(びまん浸潤型)に分類されます。
「早期胃癌=深達度がSMまで、リンパ節転移は問わない」という定義を正確に覚えておきます。