正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5です。
間質性肺炎では、肺胞上皮細胞(特にⅡ型肺胞上皮細胞)が傷害されて再生します。
そのときに産生が増える物質が血中に漏れ出し、病勢を反映するマーカーとなります。
【選択肢別解説】
1:× CYFRA(サイトケラチン19フラグメント)は、主に肺扁平上皮癌の腫瘍マーカーです。
2:○ KL-6はⅡ型肺胞上皮細胞などが産生する糖蛋白です。
間質性肺炎の活動期に血中で上昇し、診断や経過観察に用いられます。
3:× ProGRP(ガストリン放出ペプチド前駆体)は、小細胞肺癌の腫瘍マーカーです。
4:× SLX(シアリルLeX-i抗原)は、肺腺癌などで上昇する腫瘍マーカーです。
5:○ SP-D(肺サーファクタント蛋白D)は、Ⅱ型肺胞上皮細胞が分泌するサーファクタント関連蛋白です。
間質性肺炎で血中濃度が上昇します。
【ポイント】
間質性肺炎のマーカーは「KL-6・SP-A・SP-D」の3つです。
肺癌マーカーは、扁平上皮癌がCYFRAとSCC、小細胞癌がProGRPとNSE、腺癌がCEAとSLXと組織型ごとに整理しましょう。