正答3
解説
正解は3です。
医療器具の消毒水準は、Spauldingの分類で決まります。
健常な皮膚にだけ触れる器具(ノンクリティカル器具)は低水準消毒で十分です。
粘膜に触れる器具(セミクリティカル器具)には、中水準以上の消毒が必要です。
この問題は「低水準の消毒が適切でないもの」を選ぶので、○ が答え(低水準消毒では足りない器具)です。
【選択肢別解説】
1:× ヘッドホンは、聴力検査などで健常な皮膚に触れるだけの器具です。
低水準消毒で適切です。
2:× 心電図の電極は健常な皮膚に装着する器具です。
低水準消毒で適切です。
3:○ マウスピースは、肺機能検査などで口腔粘膜に直接触れる器具です。
セミクリティカル器具にあたるため、低水準消毒では不十分です。
高水準消毒を行うか、単回使用のものを用います。
4:× ノーズクリップは、鼻の外側の皮膚をはさむ器具です。
粘膜には触れないため、低水準消毒で適切です。
5:× 体表から当てるエコープローブは、健常な皮膚に触れるだけです。
低水準消毒で適切です。
経腟・経直腸・経食道プローブは粘膜に触れるため、高水準消毒が必要です。
【ポイント】
Spauldingの分類は、無菌の組織に入る器具が滅菌、粘膜に触れる器具が高水準(一部中水準)消毒、皮膚に触れる器具が低水準消毒です。
「どこに触れるか」で消毒の水準を判断しましょう。