正答5
解説
正解は5です。
神経伝導検査では、運動線維を含む神経は筋の反応(複合筋活動電位)で、感覚線維は神経の反応(感覚神経活動電位)で評価します。
感覚線維だけを含む純感覚神経では、感覚神経の伝導しか評価できません。
【選択肢別解説】
1:× 脛骨神経は運動線維と感覚線維を含む混合神経です。
運動神経伝導検査やF波・H波の検査によく用いられます。
2:× 尺骨神経は混合神経です。
運動線維と感覚線維の両方を評価できます。
3:× 正中神経は混合神経です。
運動・感覚の両方を評価でき、手根管症候群の診断に用いられます。
4:× 橈骨神経は混合神経です。
運動線維とともに浅枝の感覚線維も評価できます。
5:○ 腓腹神経は感覚線維のみからなる純感覚神経です。
下腿後外側から足の外側の感覚を担い、感覚神経伝導検査でのみ評価します。
【ポイント】
腓腹神経は多発ニューロパチーの評価に頻用されます。
純感覚神経であるため、神経生検の対象としても用いられます。