正答5
解説
正解は5です。
共役酵素法は、目的の酵素の反応産物を別の酵素で反応させ、NADHの変化や色素の生成として測る方法です。
合成基質から直接発色物質が遊離する方法では、共役酵素は必要ありません。
【選択肢別解説】
1:× アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ〈AST〉は共役酵素を用います。
生成したオキサロ酢酸を、リンゴ酸脱水素酵素によるNADHの減少として測ります。
2:× アミラーゼ〈AMY〉は共役酵素を用います。
合成基質の分解産物にα-グルコシダーゼを作用させ、p-ニトロフェノールを遊離させて測ります。
3:× クレアチンキナーゼ〈CK〉は共役酵素を用います。
ヘキソキナーゼとグルコース-6-リン酸脱水素酵素を共役させ、NADPHの増加を測ります。
4:× コリンエステラーゼ〈ChE〉は共役酵素を用います。
基質から生じたp-ヒドロキシ安息香酸を、p-ヒドロキシ安息香酸ヒドロキシラーゼで反応させます。
5:○ γ-グルタミルトランスフェラーゼ〈γ-GT〉は共役酵素を用いません。
合成基質から遊離する黄色の5-アミノ-2-ニトロ安息香酸を、そのまま吸光度で測るためです。
【ポイント】
JSCC勧告法でALPやγ-GTは、ニトロ化合物の発色を直接測る方法です。
AST・ALT・CK・LDはNAD(P)Hの340 nmでの吸光度変化を測る方法です。