正答4
解説
正解は4です。
悪性リンパ腫は、腫瘍細胞の由来によってB細胞性・T細胞性・NK細胞性に分類されます。
日本では、B細胞リンパ腫が大部分を占めます。
【選択肢別解説】
1:× 濾胞性リンパ腫はB細胞リンパ腫です。
t(14;18) 転座でBCL2が過剰に発現し、濾胞様の結節を作ります。
2:× Burkittリンパ腫はB細胞リンパ腫です。
t(8;14) 転座でMYCが活性化し、「星空像」と呼ばれる組織像を示します。
3:× マントル細胞リンパ腫はB細胞リンパ腫です。
t(11;14) 転座でサイクリンD1が過剰に発現し、CD5が陽性になります。
4:○ 未分化大細胞リンパ腫はT細胞リンパ腫です。
CD30が強陽性の大型の腫瘍細胞が増殖し、ALK融合遺伝子をもつ型ともたない型があります。
5:× リンパ形質細胞性リンパ腫はB細胞リンパ腫です。
IgM型のM蛋白を産生し、原発性マクログロブリン血症の原因になります。
【ポイント】
T細胞リンパ腫には、成人T細胞白血病・リンパ腫や血管免疫芽球性T細胞リンパ腫などもあります。
転座と疾患の対応(t(14;18)・t(8;14)・t(11;14))は頻出です。