正答5
解説
正解は5です。
超音波の伝搬速度は、伝わる物質(媒質)の硬さと密度で決まり、一般に硬い物質ほど速くなります。
気体より液体、液体や軟部組織より固い骨のほうが速く伝わります。
【選択肢別解説】
1:× 水での伝搬速度は約1,500 m/sです。
軟部組織とほぼ同じで、骨よりかなり遅くなります。
2:× 肝臓などの軟部組織での伝搬速度は約1,540 m/sです。
超音波診断装置はこの値を基準に距離を計算しています。
3:× 空気での伝搬速度は約340 m/sで、選択肢の中で最も遅くなります。
4:× 脂肪での伝搬速度は約1,450 m/sで、軟部組織よりやや遅くなります。
5:○ 頭蓋骨などの骨は硬いため、伝搬速度は約4,000 m/sと選択肢の中で最も速くなります。
【ポイント】
伝搬速度は「骨>軟部組織≒水>脂肪>空気」の順です。
脂肪で速度が遅いことは、レンズ効果などのアーチファクトの原因になります。