正答2
解説
正解は2です。
本問は細胞形態と疾患の組合せで誤っているものを選びます。
血液像の特徴的な所見と、それが出現する代表的な疾患を対応させます。
【選択肢別解説】
1:× 異型リンパ球と伝染性単核球症の組合せは正しいです。
EBウイルス感染に反応して活性化したT細胞が、大型で好塩基性の細胞質をもつ異型リンパ球として出現します。
2:○ 環状鉄芽球とサラセミアの組合せは誤りです。
環状鉄芽球は、鉄芽球性貧血や骨髄異形成症候群でみられる所見です。
サラセミアでは標的赤血球や小球性低色素性赤血球が特徴です。
3:× 巨大血小板とMay-Hegglin異常症の組合せは正しいです。
巨大血小板と血小板減少に加え、好中球にDöhle小体様の封入体がみられます。
4:× 中毒性顆粒と重症感染症の組合せは正しいです。
重症感染症では、好中球に粗大で濃染する中毒性顆粒が出現します。
5:× 微小巨核球と骨髄異形成症候群の組合せは正しいです。
微小巨核球は巨核球系の異形成を示す所見です。
【ポイント】
環状鉄芽球は、ミトコンドリアに鉄が沈着した赤芽球が核の周りを鉄顆粒で取り囲む所見です。
鉄染色で確認し、鉄芽球性貧血や骨髄異形成症候群でみられます。