正答1
解説
正解は1です。
多剤耐性緑膿菌(MDRP)は、感染症法では3系統の抗菌薬すべてに耐性を示す緑膿菌と定められています。
その3系統とは、カルバペネム系・アミノグリコシド系・フルオロキノロン系です。
【選択肢別解説】
1:○ イミペネムはMDRPの判定に用いられます。
カルバペネム系の代表薬で、判定にはアミカシンとシプロフロキサシンも用います。
2:× オキサシリンはMDRPの判定には用いません。
黄色ブドウ球菌がメチシリン耐性(MRSA)かを判定する際に用いる薬剤です。
3:× セフォキシチンもMDRPの判定には用いません。
MRSAの判定に用いる薬剤で、mecA遺伝子による耐性を検出しやすい特徴があります。
4:× テイコプラニンはMDRPの判定には用いません。
グラム陽性菌に効くグリコペプチド系薬で、MRSAの治療薬です。
5:× バンコマイシンもMDRPの判定には用いません。
グリコペプチド系薬で、MRSAの治療やバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)の判定に関わります。
【ポイント】
MDRPの判定薬は「イミペネム・アミカシン・シプロフロキサシン」の3剤です。
MRSAの判定にはオキサシリンやセフォキシチンを用いる点と区別しましょう。