正答3
解説
正解は3です。
光学顕微鏡の性能は、対物レンズの開口数(NA)と倍率で大きく決まります。
分解能・明るさ・倍率・視野の関係を整理する問題です。
【選択肢別解説】
1:× 開口数が大きいほど分解能は低下ではなく向上します。
分解能(見分けられる2点間の最小距離)は、光の波長に比例し開口数に反比例するためです。
2:× 尿沈渣の観察は、コンデンサを上げるのではなく下げて行います。
コンデンサを下げたり絞りを絞ったりするとコントラストが強まり、無染色の成分が見やすくなります。
3:○ 像の明るさは対物レンズの開口数の2乗に比例します。
開口数が大きいレンズほど多くの光を集められるためです。
4:× 総合倍率は接眼レンズと対物レンズの倍率の和ではなく積です。
例えば接眼10倍、対物40倍なら400倍になります。
5:× 実視野は、視野数と対物レンズ倍率の積ではなく、視野数を対物レンズの倍率で割った値です。
例えば視野数20、対物40倍なら実視野は0.5 mmです。
【ポイント】
「分解能は開口数に比例して良くなり、明るさは開口数の2乗に比例する」と覚えましょう。
総合倍率は積、実視野は視野数÷対物倍率です。