正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4です。
運動単位とは、1個の下位運動ニューロンと、それが支配するすべての骨格筋線維を合わせた機能単位です。
1個のニューロンが興奮すると、それにつながる筋線維はすべて同時に収縮します。
【選択肢別解説】
1:× Ⅰa線維は筋紡錘からの情報を脊髄へ伝える感覚神経です。
運動の命令を伝える線維ではありません。
2:○ 骨格筋細胞(筋線維)は運動単位を構成する要素です。
1個の下位運動ニューロンが多数の筋線維を支配します。
3:× γ運動ニューロンは筋紡錘の中の錘内筋を支配し、筋紡錘の感度を調節します。
筋の収縮力を生む錘外筋を支配する運動単位には含まれません。
4:○ 脊髄前角や脳幹にある下位運動ニューロン(α運動ニューロン)が運動単位の起点です。
その軸索が骨格筋線維に直接つながります。
5:× 上位運動ニューロンは大脳皮質などにあり、下位運動ニューロンに命令を送ります。
骨格筋を直接支配しないため、運動単位には含まれません。
【ポイント】
針筋電図で記録される運動単位電位は、1つの運動単位に属する筋線維の電位の総和です。
神経原性疾患では運動単位電位が大きく、筋原性疾患では小さくなります。