正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
解剖には、系統解剖・病理解剖・司法解剖・行政解剖などがあり、目的がそれぞれ異なります。
病理解剖は、病気で亡くなった患者について、遺族の承諾を得て行う解剖です。
【選択肢別解説】
1:× 人体の正常な構造を学ぶのは系統解剖(正常解剖)の目的です。
主に医学教育のために、献体を用いて行います。
2:× 犯罪との関係が疑われる死体を調べるのは司法解剖です。
刑事訴訟法に基づいて行われます。
3:× 災害などの異状死で、犯罪の疑いがない場合に死因を調べるのは主に行政解剖です。
病理解剖の目的ではありません。
4:○ 病理解剖では、生前の診断が正しかったか、治療がどの程度効いたかを検証します。
その結果は今後の医療の質の向上に役立てられます。
5:○ 病理解剖は、病気で亡くなった人の直接の死因や病気の広がりを明らかにします。
臨床経過と照らし合わせて検討します。
【ポイント】
病理解剖は死体解剖保存法に基づき、遺族の承諾のもとで行います。
解剖の結果は臨床病理検討会〈CPC〉で臨床医と病理医が検討します。