正答5
解説
正解は5です。
血清蛋白の半減期は、栄養状態の変化をどれだけ早く反映するかに関わります。
半減期の短い蛋白は急速代謝回転蛋白〈rapid turnover protein〉と呼ばれ、短期間の栄養評価に使われます。
【選択肢別解説】
1:× IgMの半減期は数日程度です。
レチノール結合蛋白よりはるかに長いです。
2:× アルブミンの半減期は約2〜3週間と長く、栄養状態の変化は遅れて反映されます。
最も短いものではありません。
3:× トランスフェリンの半減期は約1週間です。
急速代謝回転蛋白に含まれますが、レチノール結合蛋白より長いです。
4:× トランスサイレチン(プレアルブミン)の半減期は約2日です。
短いものの、レチノール結合蛋白よりは長いです。
5:○ レチノール結合蛋白の半減期は約半日と、選択肢の中で最も短いです。
ビタミンAを運ぶ蛋白で、栄養状態の変化を最も早く反映します。
【ポイント】
半減期は「レチノール結合蛋白(約半日)、トランスサイレチン(約2日)、トランスフェリン(約1週間)、アルブミン(約3週間)」の順に長くなります。
レチノール結合蛋白は腎臓で処理されるため、腎不全では高値になる点に注意が必要です。