正答3
解説
正解は3です。
フローサイトメトリは、細胞を1個ずつ細い流れに乗せてレーザー光を当て、散乱光と蛍光を測定する方法です。
散乱光からは細胞の大きさや内部構造を、蛍光からは標識抗体が結合した抗原の量を読み取ります。
この問題は誤っている記述を選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 目的の抗原に結合する蛍光標識抗体で細胞を染めて測定します。
記述は正しいです。
2:× 細胞膜に穴を開ける透過処理を行えば、抗体が細胞内に入り、細胞質内の抗原も測定できます。
記述は正しいです。
3:○ 蛍光強度は1個の細胞に結合した蛍光標識抗体の量、つまり抗原の発現量を反映します。
細胞数は測定された細胞の個数で表されるので、この記述は誤りです。
4:× CD4やCD8、CD19などのリンパ球表面マーカーの解析はフローサイトメトリの代表的な用途です。
記述は正しいです。
5:× 測定器の光源には、特定の波長の強い光を細く当てられるレーザー光を使います。
記述は正しいです。
【ポイント】
前方散乱光は細胞の大きさ、側方散乱光は細胞内部の顆粒などの複雑さを反映します。
ヒストグラムでは、横軸が蛍光強度、縦軸が細胞数です。