正答4
解説
正解は4です。
抗菌薬は作用機序によって、細胞壁合成阻害・細胞膜障害・蛋白合成阻害・核酸合成阻害などに分けられます。
蛋白合成阻害薬は、細菌のリボソームに作用します。
【選択肢別解説】
1:× ペニシリンGはβ-ラクタム系で、細胞壁合成を阻害します。
ペニシリン結合蛋白に結合し、ペプチドグリカンの架橋を妨げます。
2:× バンコマイシンはグリコペプチド系で、細胞壁合成を阻害します。
ペプチドグリカン前駆体の末端(D-アラニル-D-アラニン)に結合します。
3:× ポリミキシンBは細胞膜を障害します。
グラム陰性菌の外膜や細胞膜に結合して、膜の透過性を乱します。
4:○ クラリスロマイシンはマクロライド系で、蛋白合成を阻害します。
細菌リボソームの50Sサブユニットに結合して、ペプチド鎖の伸長を妨げます。
マイコプラズマやヘリコバクター・ピロリの治療に用いられます。
5:× シプロフロキサシンはキノロン系で、核酸合成を阻害します。
DNAジャイレースとトポイソメラーゼⅣを阻害します。
【ポイント】
蛋白合成阻害薬は、マクロライド系・アミノグリコシド系・テトラサイクリン系・クロラムフェニコールなどです。