正答5
解説
正解は5です。
尿酸の代謝、生理作用、測定法に関する知識を問う問題です。
尿酸はプリン体が分解されてできる最終代謝産物です。
【選択肢別解説】
1:× 尿酸は血漿中で活性酸素を消去する抗酸化作用をもちます。
酸化作用ではありません。
2:× 血漿尿酸濃度には日内変動があり、一般に朝に高く夜に低い傾向があります。
夜のほうが高いわけではありません。
3:× 尿酸の酵素法ではウリカーゼ(尿酸オキシダーゼ)を用います。
ウレアーゼは尿素窒素の測定に用いる酵素です。
4:× 尿酸は、アデニンやグアニンなどプリン塩基の最終代謝産物です。
ピリミジン塩基は分解されるとβ-アラニンなどになります。
5:○ 血漿中の尿酸の溶解度は約7.0 mg/dLです。
これを超えると尿酸塩が析出しやすくなるため、7.0 mg/dLを超えるものを高尿酸血症と定義します。
【ポイント】
高尿酸血症の基準は血清尿酸値7.0 mg/dL超で、この値は溶解度に由来します。
ヒトはウリカーゼをもたないため、尿酸がプリン代謝の最終産物になります。