正答1
解説
正解は1です。
細菌の同定に用いる簡易試験と、その試薬を対応させる問題です。
カタラーゼは過酸化水素を水と酸素に分解する酵素です。
【選択肢別解説】
1:○ カタラーゼテストでは、菌に3%程度の過酸化水素水を加えます。
カタラーゼを持つ菌では酸素が発生し、泡立ちがみられます。
2:× 水酸化カリウムは、α-ナフトールとともにVP反応でアセトインの検出に用いる試薬です。
3:× α-ナフトール・アルコールはVP反応に用いる試薬です。
カタラーゼテストには用いません。
4:× p-ジメチルアミノベンズアルデヒドは、インドールテストでインドールを検出する試薬(Kovacs試薬など)の成分です。
5:× テトラメチルパラフェニレンジアミン塩酸塩はオキシダーゼテストの試薬です。
チトクロムオキシダーゼを持つ菌で青紫色に変わります。
【ポイント】
カタラーゼテストは、ブドウ球菌(陽性)とレンサ球菌(陰性)の鑑別に用いる代表的な試験です。
血液寒天培地の集落では赤血球のカタラーゼで偽陽性になるため、血液成分を含まないように菌を採ります。