正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
赤血球液の輸血では、患者の血漿中の抗体が輸血する赤血球の抗原と反応しないことが原則です。
同型の血液が足りない緊急時には、この原則に沿って異型の赤血球液を選ぶことができます。
【選択肢別解説】
1:× A型の患者の血漿には抗B抗体があります。
B型の赤血球を輸血すると溶血反応が起こるため、輸血できません。
2:× B型の患者の血漿には抗A抗体があります。
A型の赤血球を輸血すると溶血反応が起こるため、輸血できません。
3:× O型の患者の血漿には抗A抗体と抗B抗体の両方があります。
AB型の赤血球はA抗原とB抗原の両方をもつため、輸血できません。
4:○ AB型の患者の血漿には抗A抗体も抗B抗体もありません。
そのためB型の赤血球液を輸血しても反応せず、輸血可能です。
5:○ O型の赤血球はA抗原もB抗原ももちません。
血液型が不明な患者でも抗A・抗B抗体と反応しないため、緊急時にはO型の赤血球液を輸血できます。
【ポイント】
赤血球液の異型適合は、A型患者にO型、B型患者にO型、AB型患者にA型・B型・O型です。
血漿製剤では逆に、AB型の血漿がすべての型の患者に使える点と区別しましょう。