正答4
解説
正解は4です。
頸動脈超音波検査は、動脈硬化の程度や脳梗塞の危険性を評価する検査です。
血管の解剖、狭窄部の血流、プラークの性状に関する知識が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 狭窄部では血管の断面積が小さくなるため、血流速度は上昇します。
この流速の上昇から狭窄の程度を推定します。
2:× 腕頭動脈から分岐するのは、右総頸動脈と右鎖骨下動脈です。
左総頸動脈は大動脈弓から直接分岐します。
3:× 内頸静脈は、総頸動脈の外側を走行します。
内側ではありません。
4:○ 低輝度プラークは、脂質や出血を多く含む不安定なプラークです。
破綻しやすく、血栓ができて脳血管の塞栓源になりやすいとされています。
5:× 日本のガイドラインでは、内中膜複合体厚〈IMT〉が1.1 mm以上を肥厚とします。
2.0 mmではありません。
【ポイント】
プラークは輝度で評価し、低輝度ほど不安定で塞栓源になりやすいと考えます。
高輝度で音響陰影を伴うプラークは、石灰化を示します。