正答5
解説
正解は5です。
α-アミラーゼは、デンプンなどの多糖類を分解する酵素です。
主に膵臓と唾液腺で作られ、それぞれ膵型と唾液腺型のアイソザイムがあります。
【選択肢別解説】
1:× α-アミラーゼは、糖鎖の内部の結合をランダムに切るエンド型酵素です。
端から切るエキソ型ではありません。
2:× α-アミラーゼは分子量が約5万5千と小さく、糸球体でろ過されて尿中に排泄されます。
主に腎臓から除かれ、肝臓で代謝されるのではありません。
3:× α-アミラーゼはカルシウムイオンを必要とする金属酵素です。
亜鉛イオンをもつのはALPなどです。
4:× α-アミラーゼは、α-1,4-グリコシド結合を切断します。
α-1,6-グリコシド結合には作用しません。
5:○ 唾液腺型には糖鎖が付いた分子種があり、膵型より分子量がやや大きくなります。
【ポイント】
α-アミラーゼは、Ca2+が必須で、Cl-で活性化される酵素です。
そのため、Ca2+をキレートするEDTA加血漿は測定に使えません。