正答2
解説
正解は2です。
CT画像は、患者を足側から見た向きで表示します。
そのため、画面の左側が患者の右側、画面の右側が患者の左側になります。
図は第12胸椎の高さの横断面です。
矢印は、画面の左側(患者の右側)を大きく占める、均一な濃度の大きな実質臓器を指しています。
模式図でも、同じ臓器が右上腹部の前方から後方まで広がって描かれています。
右上腹部で最も大きな実質臓器なので、肝臓と判断します。
【選択肢別解説】
1:× 胃は、患者の左側(画面の右側)の前方にあります。
内部に空気や内容物が見えることが多い臓器です。
2:○ 肝臓は右上腹部を占める最大の実質臓器で、均一な濃度に写ります。
矢印の位置と形が一致します。
3:× 心臓は横隔膜より上の胸腔にあります。
第12胸椎の高さの断面には通常写りません。
4:× 脾臓は、患者の左側(画面の右側)の後外側にある実質臓器です。
5:× 大動脈は、椎体のすぐ前にある円形の構造です。
矢印の位置とは異なります。
【ポイント】
CT・MRIの横断像は「足側から見る」ため、左右が反対に表示されます。
肝臓は右、胃と脾臓は左、大動脈は椎体の前、という位置関係を確認しておきましょう。