正答5
解説
正解は5です。
自動血球計数装置は、電気抵抗法や光散乱法などで血球を数え、分類します。
装置で測る原理と、その限界が問われています。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 光散乱法では、前方散乱光で細胞の大きさを、側方散乱光で細胞内の構造を捉えます。
そのため白血球の分類に適しており、記述は正しいです。
2:× 電気抵抗法では、小さく壊れた赤血球(破砕赤血球)が大きさの近い血小板として数えられます。
そのため血小板数が偽って高くなり、記述は正しいです。
3:× ヘモグロビンの測定では、赤血球を溶血させてヘモグロビンを取り出し、発色させて吸光度を測ります。
記述は正しいです。
4:× 白血球は赤血球の約1000分の1しかないため、赤血球数への影響は通常わずかです。
記述は正しいです。
5:○ 装置は大きさや散乱光などで細胞を分けるだけで、細かな形態の異常は判別できません。
異常を示すフラグが出たら、塗抹標本で目視して確認します。
【ポイント】
自動血球計数装置は、多くの検体を短時間で正確に数えるのが得意です。
芽球や異型リンパ球、破砕赤血球などの形態の確認は、目視での観察が欠かせません。