正答3
解説
正解は3です。
真性赤血球増加症は、骨髄増殖性腫瘍の一つです。
多くの患者でJAK2遺伝子に変異があり、赤血球だけでなく白血球や血小板も増えます。
【選択肢別解説】
1:× 血清乳酸脱水素酵素〈LD〉は、血球の産生と破壊が盛んになるため、正常か上昇します。
低値にはなりません。
2:× 赤血球数は増加します。
赤血球が自律的に増えることが、この病気の本質です。
3:○ 好中球アルカリホスファターゼ〈NAP〉スコアは高値になります。
慢性骨髄性白血病で低値になることとの違いが重要です。
4:× 血清ビタミンB12は、顆粒球が増えて、B12と結合する蛋白質が増えるため高値になります。
5:× 血清エリスロポエチンは低値になります。
赤血球が自律的に増えて酸素が十分にあるため、腎臓からのエリスロポエチン分泌が抑えられるからです。
【ポイント】
エリスロポエチンは、真性では低値、低酸素などによる二次性赤血球増加症では高値です。
両者を区別する重要な検査です。