正答4
解説
正解は4です。
造血幹細胞移植では、ドナーの造血幹細胞から患者の血液と免疫がすべて作り直されます。
そのため、免疫の自己と非自己の区別に関わる型の一致が最も重要です。
【選択肢別解説】
1:× 性別は、ドナー選択で考慮されることがあります。
しかし最も重要な因子ではありません。
2:× 体重は、採取できる細胞の量に関わる程度です。
最も重要な因子ではありません。
3:× 年齢は、若いドナーが望ましいとされます。
しかしHLA型ほど重要ではありません。
4:○ ヒト白血球抗原〈HLA〉型が合わないと、拒絶や、移植した免疫細胞が患者を攻撃する移植片対宿主病〈GVHD〉が起こりやすくなります。
そのためHLA型の適合が最も重要です。
5:× ABO血液型が違っても、造血幹細胞移植は行えます。
移植後は、患者の血液型がドナーの型に変わります。
【ポイント】
HLAは、HLA-A、HLA-B、HLA-C、HLA-DRなどの座を検査して適合を評価します。
ABO血液型が違っても移植できる点は、臓器移植や輸血との違いです。