正答3
解説
正解は3です。
プラスミドは、細菌の染色体とは別に細胞質内に存在し、自律的に複製する環状の二本鎖DNAです。
生存に必須ではありませんが、薬剤耐性や毒素産生などの遺伝子を運ぶことがあります。
【選択肢別解説】
1:× プラスミドを保有するのは主に細菌です。
ウイルスが保有する遺伝因子ではありません。
2:× プラスミドは一本鎖のRNAではなく、多くは環状の二本鎖DNAです。
3:○ 接合伝達性のプラスミドは、性線毛を介した菌どうしの接合によって他の菌に移ります。
薬剤耐性遺伝子が菌種を超えて広がる主な仕組みです。
4:× プラスミドは染色体の中ではなく、染色体の外に独立して存在する遺伝因子です。
5:× ゲノム上を移動できる塩基配列は、トランスポゾンや挿入配列(IS)です。
プラスミドとは別のものです。
【ポイント】
細菌間の遺伝子の移動には、接合(プラスミド)、形質導入(バクテリオファージ)、形質転換(裸のDNAの取り込み)の3つがあります。