正答2
解説
正解は2です。
四日市喘息は、1960年代に三重県四日市市の石油化学コンビナート周辺で発生した公害病です。
工場から出る排煙に含まれる硫黄酸化物(主に二酸化硫黄)による大気汚染が原因で、気管支喘息などの呼吸器疾患が多発しました。
四大公害病の1つです。
【選択肢別解説】
1:× ヒ素は、宮崎県の土呂久鉱山などでの慢性ヒ素中毒の原因物質です。
四日市喘息の原因ではありません。
2:○ 硫黄酸化物は、重油などの燃焼で生じ、気道を刺激して喘息を起こします。
四日市喘息の原因物質です。
3:× カドミウムはイタイイタイ病の原因物質です。
富山県神通川流域で、腎障害と骨軟化症を起こしました。
4:× メチル水銀は水俣病と新潟水俣病の原因物質です。
魚介類を通じて摂取され、神経障害を起こしました。
5:× ダイオキシン類は、ごみの焼却などで生じる有機塩素化合物です。
四日市喘息の原因ではありません。
【ポイント】
四大公害病は、水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市喘息です。
四日市喘息だけが大気汚染によるもので、ほかの3つは水質汚染によるものです。