正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
妄想は「内容」と「成り立ち(形式)」の2つの面から分類できます。
本例の発言は、内容の面では自分を偉大な存在とみなすもの、成り立ちの面では突然の思いつきとして確信したものです。
【選択肢別解説】
1:○ 「不老不死の薬を開発して人類を救う」という内容は、自分の能力や使命を過大に確信するものです。
内容による分類では誇大妄想にあたります。
2:× 作為体験は、自分の考えや行動が他者に操られていると感じる体験です。
本例の発言には、誰かに操られているという内容はありません。
3:× 妄想気分は、周囲が何となく不気味で、何かが起こりそうだと感じる漠然とした気分です。
本例は具体的な内容を確信しており、妄想気分ではありません。
4:× 妄想知覚は、実際に見聞きしたことに特別な意味づけをするものです。
本例は知覚をきっかけにしておらず、妄想知覚ではありません。
5:○ 妄想着想は、何のきっかけもなく、突然ある考えが浮かんで確信するものです。
「突然わかった」という表現が、妄想着想にあたります。
【ポイント】
一次妄想の形式は、妄想気分・妄想知覚・妄想着想の3つです。
内容による分類(被害妄想・誇大妄想・微小妄想など)とあわせて、2つの軸で判断しましょう。