正答5
解説
正解は5です。
介護予防の体力測定では、各測定値を転倒リスクの目安となる値(カットオフ値)と比べて判断します。
TUG(Timed Up and Go Test)は、椅子から立ち上がり、3m先の目印を回って戻り、再び座るまでの時間を測る検査です。
地域在住高齢者では13.5秒以上で転倒リスクが高いとされ、20秒は明らかにこれを超えています。
【選択肢別解説】
1:× 握力35kgは、高齢者としては十分に保たれた値です。
筋力低下や転倒リスクが高いと解釈される値ではありません。
2:× 10m歩行時間7秒は、歩行速度に直すと約1.4m/秒で、高齢者として良好な値です。
転倒リスクが高いとはいえません。
3:× 開眼片脚立ちを25秒続けられれば、バランス能力は保たれていると考えられます。
15秒未満のように短い場合に、転倒リスクが高いと判断します。
4:× ファンクショナルリーチ40cmは、立位で前方へ十分に手を伸ばせることを示す良好な値です。
15cm程度より短いと転倒リスクが高いとされます。
5:○ TUGに20秒かかるのは、立ち上がり・歩行・方向転換を含む移動能力が大きく低下していることを示します。
転倒リスクが高いと解釈されます。
【ポイント】
TUGは13.5秒以上、ファンクショナルリーチは15cm程度未満が、転倒リスクの代表的な目安です。