正答1
解説
正解は1です。
呼吸と循環は、血液の化学的な変化を感知する化学受容器と、血圧の変化を感知する圧受容器によって調節されています。
末梢の化学受容器(頸動脈小体・大動脈小体)は主に動脈血の酸素分圧の低下を、圧受容器(頸動脈洞・大動脈弓)は血圧の変化を感知します。
これらの情報は延髄に送られて、呼吸や心拍が調節されます。
【選択肢別解説】
1:○ 頸動脈小体は末梢化学受容器で、動脈血の酸素分圧の低下を感知して呼吸を促進させます。
2:× 頸動脈小体は、総頸動脈と鎖骨下動脈の分岐部ではなく、総頸動脈が内頸動脈と外頸動脈に分かれる分岐部にあります。
3:× 大動脈弓の圧受容器からの求心路は、舌咽神経ではなく迷走神経です。
4:× 頸動脈洞の圧受容器からの求心路は、迷走神経ではなく舌咽神経です。
5:× 酸素分圧の低下の情報は、化学受容器から舌咽神経や迷走神経を介して、脊髄ではなく延髄の呼吸中枢に伝えられます。
【ポイント】
頸動脈の受容器(頸動脈小体・頸動脈洞)は舌咽神経、大動脈の受容器(大動脈小体・大動脈弓)は迷走神経が求心路です。
二酸化炭素分圧の上昇は、主に延髄の中枢化学受容野で感知されます。