正答2
解説
正解は2です。
アルコール依存症では、長く飲み続けるうちに体がアルコールに慣れ、同じ量では効かなくなります。
これを耐性といい、以前と同じように酔うためには、より多くの量が必要になります。
【選択肢別解説】
1:× 渇望は、お酒を飲みたいという強い欲求のことです。
飲酒量が増える理由にはなりますが、酔うまでの量が増える現象そのものではありません。
2:○ 耐性は、同じ量のアルコールでは効果が弱くなり、酔うまでの飲酒量が徐々に増えていく現象です。
依存の形成を示す重要な所見です。
3:× 身体依存は、飲酒をやめたり減らしたりすると、手のふるえ・発汗・不眠・幻覚などの離脱症状が現れる状態です。
4:× 飲酒中心性は、生活が飲酒を中心に回るようになり、仕事や家庭、趣味などより飲酒を優先する状態です。
5:× 山型飲酒サイクルは、何日も飲み続ける連続飲酒と、体調を崩して飲めなくなる時期を繰り返す飲酒の型です。
依存がかなり進んだ段階でみられます。
【ポイント】
アルコール依存症の診断の項目には、渇望、飲酒の制御困難、離脱症状、耐性、飲酒中心の生活、有害と知りながらの飲酒の継続などがあります。