正答1
解説
正解は1です。
車椅子座位では、骨盤の傾きや体幹の姿勢によって、座面や背もたれにかかる圧の位置が変わります。
姿勢の崩れで圧が集中した部位には褥瘡ができやすくなります。
【選択肢別解説】
1:○ 仙骨座りでは骨盤が後傾し、坐骨結節ではなく仙骨や尾骨で座面に接するようになります。
そのため仙骨部や尾骨部に高い圧がかかり、褥瘡の好発部位になります。
2:× 大転子は、座位では座面に体重がかかる部位ではありません。
骨盤が回旋すると左右の坐骨や大腿後面への荷重が偏りますが、大転子に高い圧がかかるわけではありません。
3:× 体幹を右へ側屈すると、重心が右に移動します。
そのため高い圧がかかるのは左ではなく右の坐骨です。
4:× 円背では背もたれに胸椎の突出部が当たり、骨盤も後傾しやすくなります。
高い圧がかかりやすいのは胸椎の棘突起部や仙骨・尾骨部で、下部腰椎部ではありません。
5:× 骨盤が前傾すると、体重は坐骨結節や大腿後面にかかります。
仙骨部は座面から離れるため、高い圧はかかりません。
【ポイント】
座位の褥瘡好発部位は、坐骨結節、仙骨部、尾骨部です。
骨盤後傾(仙骨座り)は仙骨・尾骨部、骨盤前傾は坐骨結節や大腿後面に圧が集まると整理します。