正答3
解説
正解は3です。
神経生理学的な促通法が、どの感覚受容器への刺激を主に使うかを区別する問題です。
【選択肢別解説】
1:× Brunnstrom法は、片麻痺の回復段階に応じて、共同運動や連合反応を利用して随意運動を引き出す方法です。
皮膚刺激を主体とする方法ではありません。
2:× Bobath法は、異常な姿勢反射を抑え、正常な姿勢反応と運動を促す方法です。
主に姿勢と運動の制御を手がかりとします。
3:○ Rood法は、皮膚へのブラッシング、アイシング、軽いタッピングなどで筋の働きを調整する方法です。
感覚刺激の対象が主に皮膚であり、設問に一致します。
4:× Fay法は、腹ばいや四つ這いなど、系統発生の順に沿った運動パターンを反復させる方法です。
皮膚刺激を主体とはしていません。
5:× PNF(固有受容性神経筋促通法)は、筋紡錘や腱、関節などの固有受容器への刺激を利用します。
対角線・らせん状の運動パターンと抵抗を用いる方法です。
【ポイント】
促通法は、Rood=皮膚刺激、PNF=固有受容器、Brunnstrom=共同運動、Bobath=姿勢反射の抑制と覚えます。