正答3
解説
正解は3です。
本例は、急性の幻覚妄想状態が軽くなってからまだ1週間しか経っていない回復初期にあります。
高校復学が最終目標でも、導入時は心身の安定と基礎づくりを優先します。
【選択肢別解説】
1:× 余暇活動の促進は、生活が安定した後に、生活の幅を広げる段階で取り組む目的です。
2:× 社会参加の促進は、回復が進んだ後期の目的です。
回復初期に取り組むと、負担が大きくなります。
3:○ 回復初期には、睡眠や覚醒、食事などの生活リズムを整えることが基盤となります。
規則正しい生活リズムは、通学を再開するための前提でもあり、導入時の目的として適切です。
4:× 対人スキルの向上は、生活リズムが整い、集団に参加できるようになった段階の目的です。
5:× デイケアへの移行は、本例の目標である高校復学とは方向が異なります。
導入時の目的として適切ではありません。
【ポイント】
統合失調症の外来作業療法は、生活リズムの獲得から始め、体力・集中力、対人関係、社会参加へと段階的に進めます。