正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4です。
出題当時のてんかん発作の分類では、意識障害の有無で単純部分発作と複雑部分発作を分け、発作の始まり方で部分発作と全般発作を分けます。
【選択肢別解説】
1:× 単純部分発作は、意識が保たれたまま起こる部分発作です。
意識障害を伴うものは複雑部分発作といいます。
2:○ 欠神発作は、数秒間意識が途切れる全般発作で、小児に多くみられます。
過呼吸(過換気)で誘発されやすく、脳波では3Hzの棘徐波複合がみられます。
3:× 特発性てんかんは、脳に器質的な病変が見つからないものです。
器質的病変が特定できるものは症候性てんかんといいます。
4:○ 複雑部分発作は、意識が低下し、口をもぐもぐさせるなどの自動症を伴うことが多い発作です。
側頭葉てんかんで多くみられます。
5:× 全般発作は、発作の始まりから両側の大脳半球に放電が広がっています。
片側の大脳半球にとどまって始まるのは部分発作です。
【ポイント】
欠神発作は過換気、光過敏性の発作は光刺激で誘発されやすいです。
2017年の国際分類の改訂で、部分発作は「焦点発作」と呼ばれるようになりました。