正答4
解説
正解は4です。
緊張型統合失調症の昏迷は、意識は保たれているのに外界の刺激にほとんど反応せず、動かず話さない状態です。
食事もとれなくなることがあり、迅速な治療が必要です。
【選択肢別解説】
1:× EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)は、主に心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療法です。
昏迷の治療には用いません。
2:× NEAR(認知機能改善のための神経心理学的教育的アプローチ)は、統合失調症の認知機能障害を改善するための訓練法です。
昏迷状態の患者には実施できません。
3:× TEACCHは、自閉スペクトラム症の人への構造化を中心とした支援プログラムです。
昏迷の治療ではありません。
4:○ 電気けいれん療法は、緊張病性の昏迷に高い効果があり、薬物療法で改善しない場合や、食事がとれず身体的に危険な場合に用いられます。
5:× 曝露反応妨害法は、強迫性障害に対する行動療法です。
昏迷の治療には用いません。
【ポイント】
電気けいれん療法の主な適応は、緊張病性昏迷、自殺の危険が高い重症うつ病、薬物抵抗性の精神病症状です。
現在は麻酔と筋弛緩薬を用いる修正型電気けいれん療法が行われています。