正答2
解説
正解は2です。
鉛筆の握り方は、手全体で握り込む形から、指先で操作する形へと発達します。
①は母指・示指・中指の指先で鉛筆をつまみ、鉛筆が斜めに傾いた成熟した握りです。
②は鉛筆を縦に立て、こぶしで握り込んだ握りです。
③は前腕を回内して手背を上に向け、手全体で鉛筆を握り込んだ握りです。
【選択肢別解説】
1:× ①から始まる順序は誤りです。
①は指先で操作する三指握りで、最も遅く獲得されます。
2:○ ②、③、①の順が正しい発達順序です。
②は手掌回外握りで、1〜2歳ころにみられる最も未熟な握りです。
③は手指回内握りで、手関節より前腕や肩の動きで線を描く段階です。
①は三指握りで、指先の細かい動きで鉛筆を操作できる段階です。
3:× ①が③より前にくる点が誤りです。
指先で操作する三指握りは、手指回内握りの後に獲得されます。
4:× ③が②より前にくる点が誤りです。
手指回内握りは、こぶしで握る手掌回外握りの次の段階です。
5:× ③から始まり②が最後になる順序は誤りです。
②は最も未熟な握りなので、最初にくるはずです。
【ポイント】
手掌回外握り、手指回内握り、静的三指握り、動的三指握りの順に発達します。
発達に伴い、運動の中心が肩・肘から手関節、さらに手指へと移っていきます。