正答2
解説
正解は2です。
作業療法でよく使う評価法について、何を評価する尺度かを確認する問題です。
名称と評価の対象を正しく結び付けておく必要があります。
【選択肢別解説】
1:× SF-36はコーピングスキルではなく、健康関連QOL(生活の質)を評価します。
身体機能、日常役割機能、体の痛み、全体的健康感、活力、社会生活機能、心の健康などの8領域からなる質問紙です。
2:○ COPM(カナダ作業遂行測定)は作業遂行の主観的経験を評価します。
本人が重要と考える作業を面接で挙げてもらい、その遂行度と満足度を本人が10段階で採点します。
本人の主観を数値化する点が特徴です。
3:× 興味チェックリストは興味の満足感を評価するものではありません。
さまざまな活動について、興味の強さや、過去・現在の参加、将来参加したいかを尋ねる評価です。
4:× 意志質問紙は精神的ストレスの程度を評価するものではありません。
人間作業モデルに基づき、作業場面を観察して、好奇心や挑戦などの意志(動機づけ)の表れを評価します。
5:× 老研式活動能力指標は運動能力の評価が目的ではありません。
手段的自立、知的能動性、社会的役割の3領域13項目で、高齢者の高次の生活機能を評価します。
【ポイント】
COPMは遂行度と満足度、興味チェックリストは興味、意志質問紙は動機づけ、SF-36はQOLと整理します。
老研式活動能力指標は、基本的ADLより高いレベルの生活能力を測る指標です。