正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4です。
骨格筋の収縮は、太いミオシンフィラメントの間に細いアクチンフィラメントが滑り込むことで起こります(滑走説)。
フィラメントそのものの長さは変わらないため、どの帯が短くなり、どれが一定かを考えます。
【選択肢別解説】
1:○ A帯は筋収縮時にも長さが一定です。
A帯はミオシンフィラメントが存在する範囲そのものです。
ミオシンの長さは変わらないため、A帯の幅も変わりません。
2:× H帯は収縮時に短くなります。
H帯はA帯の中央でアクチンが重なっていない部分です。
アクチンが中央へ滑り込むと狭くなり、強い収縮では消失します。
3:× I帯は収縮時に短くなります。
I帯はアクチンだけが存在する部分で、ミオシンとの重なりが増えるほど狭くなります。
4:○ Z帯は筋収縮時にも長さが一定です。
Z帯は筋節の両端にある仕切りの構造で、アクチンフィラメントの端が固定されています。
収縮によって移動はしますが、Z帯自体の幅は変わりません。
5:× 筋節は収縮時に短くなります。
筋節はZ帯から次のZ帯までの単位で、両側のアクチンが中央へ引き寄せられて短縮します。
【ポイント】
収縮時に短くなるのは、H帯、I帯、筋節です。
長さが変わらないのは、A帯(ミオシンの長さ)とZ帯、そしてアクチン・ミオシンの各フィラメントそのものです。