正答4
解説
正解は4です。
生殖に関わるホルモンは、視床下部、下垂体前葉、性腺(卵巣)の順に分泌が調節されています。
それぞれのホルモンがどこから分泌され、何に作用するかを整理する問題です。
【選択肢別解説】
1:× プロラクチンは乳腺ではなく、下垂体前葉から分泌されます。
乳腺は分泌される場所ではなく、プロラクチンが作用して乳汁を産生させる標的器官です。
2:× 卵胞刺激ホルモン(FSH)は視床下部ではなく、下垂体前葉から分泌されます。
卵巣に作用して卵胞の発育を促します。
3:× エストロゲンは、通常は下垂体ホルモンの分泌を抑制します。
血中濃度が上がると、負のフィードバックでFSHやLHの分泌が抑えられます。
排卵直前だけは、高濃度のエストロゲンが正のフィードバックでLHの急激な分泌を起こします。
4:○ 黄体化ホルモン(LH)はプロゲステロンの分泌を促進します。
LHは排卵を起こし、排卵後の卵胞を黄体に変えて、黄体からのプロゲステロン分泌を促します。
5:× 性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)は下垂体ではなく、視床下部から分泌されます。
下垂体前葉に作用して、FSHとLHの分泌を促します。
【ポイント】
視床下部のGnRHが下垂体前葉のFSH・LHを分泌させ、それが卵巣のエストロゲン・プロゲステロンを分泌させる流れです。
プロゲステロンは子宮内膜を着床に適した状態に整え、基礎体温を上げます。