正答2
解説
正解は2です。
作業場面の写真から作業の特性を分析する問題です。
写真(別冊No.1)は、女性が机に向かって座り、細かな線画の塗り絵に色鉛筆で色を塗っている場面です。
机の上には色鉛筆のケースが置かれ、利き手で鉛筆を持ち、反対の手で紙を押さえています。
【選択肢別解説】
1:× 塗り絵は、あらかじめ下絵の線が決まっており、自分で選べるのは主に色と塗り方です。
白紙から構図も題材も自由に決める絵画と比べると、自由度は低い作業です。
2:○ 塗り絵は道具が色鉛筆と紙だけで、準備や片付けがほとんど要りません。
絵の具や粘土のように乾いたり固まったりする材料も使わないため、どこで手を止めても後から続きを塗れます。
3:× 塗り絵は座って静かに少しずつ塗り進める作業で、強い力や叩く動作を伴いません。
攻撃性が表出しやすいのは、釘打ちや革細工の刻印のように道具で強く叩く作業です。
4:× 塗る動作の中心は、鉛筆をつまんで細かく動かす手指の巧緻動作です。
手関節の屈曲・伸展を主とする作業ではありません。
5:× 色鉛筆は軽く、机上の狭い範囲で行う作業なので、肩関節に加える抵抗を段階的に増やせません。
肩の筋力増強を段階付けるなら、重さや作業面の傾斜を変えられるサンディングなどを選びます。
【ポイント】
作業分析では、自由度(構成的か投影的か)、中断のしやすさ、情緒への影響、主な関節運動、段階付けの可否を整理します。
塗り絵は「下絵があるため構成的」「中断・再開が容易」「静的で負荷が軽い」作業と押さえましょう。