正答3
解説
正解は3です。
Duchenne型筋ジストロフィーの機能障害度分類(厚生省筋萎縮症研究班)と、段階に応じた補装具を問う問題です。
この分類はステージ1(階段昇降が可能)からステージ8(座位保持も不可能)までの8段階です。
ステージ8は、座位を保てず常に臥床している最重度の段階です。
【選択肢別解説】
1:× 頭部保護帽は、てんかん発作などで転倒し頭を打つ危険がある人のための用具です。
臥床状態のステージ8では必要性が低いです。
2:× 標準型車椅子は、自分で座位を保てる人が使うものです。
座位保持ができないステージ8では姿勢が崩れ、使用できません。
3:○ 座位保持装置は、体幹や頭部を支えて座位姿勢を作るための補装具です。
ティルトやリクライニング機能を備えたものを用いれば、ステージ8でも離床や活動の機会を確保できます。
4:× PCW(postural control walker)は、後方から体を支えて歩行を補助する歩行器です。
歩行できる段階の児が対象で、ステージ8には適しません。
5:× 四輪型サドル付き歩行器は、サドルに体重を預けながら歩く歩行器です。
下肢である程度体重を支えられる段階で用いるため、ステージ8には適しません。
【ポイント】
ステージ5〜6は四つ這いやいざり這いで移動、ステージ7は座位保持が可能、ステージ8は座位保持も不可能、と後半の段階を整理しましょう。
段階が進むにつれて、歩行補助具から車椅子、座位保持装置へと補装具が変わります。