正答2
解説
正解は2です。
疾患の性差は国家試験で繰り返し問われます。
自己免疫疾患の多くは女性に多く、遺伝形式がX連鎖劣性の疾患は男性に多いという原則で整理します。
【選択肢別解説】
1:× Perthes病は小児の大腿骨頭の阻血性壊死です。
男児に多く、女児の数倍の頻度で発症します。
2:○ 多発性筋炎は、自己免疫の機序で骨格筋に炎症が起こる疾患です。
他の膠原病と同様に女性に多く、男性の約2倍とされます。
3:× 高尿酸血症は男性に多い疾患です。
女性は女性ホルモンが尿酸の排泄を促すため、閉経前の発症は少なくなります。
4:× 強直性脊椎炎は脊椎や仙腸関節に炎症が起こる疾患です。
若い男性に多く発症します。
5:× Duchenne型筋ジストロフィーはX連鎖劣性遺伝の疾患です。
原則として男児に発症し、女性は保因者になります。
【ポイント】
女性に多い疾患には、関節リウマチ・全身性エリテマトーデス・多発性筋炎・皮膚筋炎・重症筋無力症などがあります。
男性に多い疾患には、痛風・強直性脊椎炎・Perthes病・Duchenne型筋ジストロフィーなどがあります。