正答3
解説
正解は3です。
ボツリヌス毒素は、神経筋接合部で神経終末からのアセチルコリンの放出を妨げ、筋の緊張を弱めます。
痙縮の治療に用いられ、注射後数日で効果が出始めます。
効果は神経終末から新しい枝が伸びて伝達が回復するにつれて弱まり、一般に3〜4か月持続します。
【選択肢別解説】
1:× 1〜2日間では、効果がようやく出始める時期です。
持続期間としては短すぎます。
2:× 1〜2週間は、効果が十分に現れてくる時期です。
効果はこの後も数か月続きます。
3:○ ボツリヌス毒素の効果は一般に3〜4か月間持続します。
そのため、効果が切れる時期に合わせて、おおむね3か月以上の間隔をあけて再投与します。
4:× 2〜3年間も効果が続くことはありません。
神経終末の発芽により、数か月で伝達が回復します。
5:× 4年以上効果が続くこともありません。
永続的な効果を得る治療ではなく、繰り返し投与する治療です。
【ポイント】
ボツリヌス療法の効果は約3〜4か月で、その間に作業療法やストレッチ、装具療法を組み合わせると効果的です。
注射だけでなく、効果のある期間にリハビリテーションを集中させることが重要です。