正答2
解説
正解は2です。
頸椎症性神経根症では、障害された神経根の皮膚分節(デルマトーム)に一致してしびれが出ます。
図では母指と手の橈側、前腕の橈側から肘付近までが塗られています。
この分布は第6頸神経(C6)の皮膚分節に一致します。
【選択肢別解説】
1:× C5の皮膚分節は上腕外側(三角筋部付近)です。
図のように母指や前腕橈側までは及びません。
2:○ C6の皮膚分節は前腕橈側から母指にかけての領域です。
図の塗られた範囲とよく一致するため、C6が障害されていると判断できます。
3:× C7の皮膚分節は中指を中心とした領域です。
図では中指は塗られていないため当てはまりません。
4:× C8の皮膚分節は環指・小指と前腕尺側です。
図は橈側の分布なので一致しません。
5:× Th1の皮膚分節は前腕から上腕の内側(尺側)です。
図の橈側の分布とは反対側になります。
【ポイント】
上肢のデルマトームは「C6は母指、C7は中指、C8は小指」と指で覚えると確実です。
反射ではC6が腕橈骨筋反射、C7が上腕三頭筋反射に対応することも頻出です。