正答5
解説
正解は5です。
統合失調症の患者では、抗精神病薬の副作用として体重増加や糖・脂質代謝の異常が起こりやすくなります。
そのため、メタボリックシンドロームの改善には、まず服薬内容の確認が優先されます。
【選択肢別解説】
1:× 睡眠状態は生活リズムの評価として大切ですが、代謝異常の主な原因を探るうえで最優先ではありません。
2:× 対人関係は社会生活の評価項目です。
メタボリックシンドロームの改善を目的とした評価としては優先度が低いです。
3:× 入浴状況は清潔習慣の評価です。
体重や代謝の問題とは直接結びつきません。
4:× 認知機能は生活指導の理解度に関わりますが、代謝異常の原因を把握する評価としては優先されません。
5:○ オランザピンなど一部の抗精神病薬は、食欲増進や体重増加、血糖上昇を起こしやすいです。
服薬内容を確認することで、医師と連携した対策を立てられます。
【ポイント】
統合失調症の身体合併症として、抗精神病薬による肥満・糖尿病・脂質異常症が重要です。
作業療法では運動習慣や食生活の支援と合わせて、服薬の影響を把握します。