正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
地域作業療法では、個人への支援に加えて、地域全体の健康づくりや関係機関への助言も役割となります。
公衆衛生の考え方であるハイリスクアプローチとポピュレーションアプローチの違いも問われています。
【選択肢別解説】
1:× ハイリスクアプローチは、病気になる危険の高い人を選び出して個別に介入する方法です。
効果は対象者に限られ、地域全体への波及効果は小さいとされます。
2:○ ヘルスプロモーションは、人々が自らの健康をコントロールし改善できるようにする過程です。
地域住民への健康教育は、その代表的な取り組みです。
3:○ コンサルテーションモデルは、作業療法士が地域の機関や他職種に専門的な助言を行い、間接的に支援する関わり方です。
地域作業療法の関わり方の一つとして適切です。
4:× MTDLP(生活行為向上マネジメント)では、生活行為聞き取りシートや興味・関心チェックシートで、本人がしたい生活行為を聞き取って計画を立てます。
基本チェックリストは介護予防の対象者を把握するための質問票です。
5:× ポピュレーションアプローチは、危険の高低にかかわらず集団全体に働きかける方法です。
個別的な治療が必要な人を対象とするのはハイリスクアプローチです。
【ポイント】
ハイリスクアプローチは「個人・高リスク者」、ポピュレーションアプローチは「集団全体」が対象です。
MTDLP は「本人がしたい生活行為」を目標に据えるのが特徴です。